「ねえケースケ、お酒については何か知らないの?」
「いや〜・・・わかりませんわ・・・」
「ええい、使えないわね!」
「すんません・・・」
こうしていても仕方ないので、まずは、知らないことは何もないと噂の賢者に教えてもらいに行くことにしました。
「どうすれば“極上の酒・ビーチハッピ〜”を手に入れることができるの?私、どうしても呑みたい・・・いやいや・・・魔女を救うのに必要なの!」
賢者は目をパチクリさせて呆然としていましたが、少し間をおいて言いました。
「そう急くでない・・・確かお酒の作り方をどこかの国の誰かが知っていたような・・・」
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