街のあちこちで雪に埋もれながらも、飾ってある素敵なイルミネーションやツリーを見ながら、1人と1羽は歩いていきました。
そして、とうとう雪深い街の外れまで出てしまいました。

「ここで素敵な飾りつけは終わりなのね。じゃ、もと来た道を帰りましょう。」

そして戻ろうとしたとき・・・

「イタタタタッー!!」

雪で真っ白になった森の中から、大きな声が聞こえます。
見ると、白いお髭のおじいさんが、雪に埋もれていました。

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