突然、長老らしき人が叫びます。

「山の神がお怒りじゃ!なんとかして怒りを鎮めねばならん!
不思議な力を持つという“にじ色のブドウ”!
そして若き乙女の命を捧げるのじゃ!」

この言葉に、ハマヨシちゃんもケースケ鳥もびっくり!

「ちょっとちょっと!いくらなんでもひどいんじゃない!?」
「そうやそうや!そんなひどいことして、おてんとうさまに顔向けでけへんで〜!」

しかし長老はハマヨシちゃんを睨みつけて言いました。

「ならば、おぬしが山の神の怒りを鎮めてくれるというのか!?」

「え!?」

思わぬ展開になりました。
周りを見ると、人々が期待を込めた目でハマヨシちゃんを見つめます。

「う・・・わかったわよ!
私にまかせてちょうだい!」

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