その外見と活動的なところからみんなに「クリリン」と呼ばれていた女の子です。
その隣にいるのは、高校生のハマヨシちゃんに間違いありません。

「なんで? なんでダメなの?」
クリリンは食い下がります。
「先生に花を贈るなら、花にもこだわりたいじゃない?」

「物理の先生にお花は不似合いだと思う。」
「でも結婚のお祝いだから花がいいの。」
クリリンもゆずりません。

「アマリリスは花束に出来ないと思うけどなぁ。」
「なんで?」
納得がいかない様子のクリリン。

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