ハマヨシちゃんは居ても立ってもいられず、
「私、その病院はよ〜く知ってます。
ご一緒しますから、頑張って下さいね。立てますか?」

「あ、ありがとうございます。
イタタタタ・・・」

ハマヨシちゃんは妊婦さんの肩を抱き、駅前の広場でタクシーを拾うと、自分も出産経験のあるその産婦人科へと急ぎました。

次へ