「どーしたの? さえない顔して。
さては花占いが“嫌い”だったのねー?」

「・・・・・・うん。
3回やったけど3回とも・・・」

「そんな花びらの数で相手の気持ちが決まるわけないんだからさ!
しょせん占い。当たるもはっけ、当たらぬもはっけよ!」

「・・・・・・」

ハマヨシちゃんが励ましても、思春期のハマヨシちゃんは黙ってうつむいたままです。

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