「・・・ごめんなさい。
実は、追われてたんだ・・・追って来た男たちに。ひとりでいると見つかるから・・・君を巻き添えにしてしまい、ごめん・・・」

男の子は言い辛そうに理由を言いました。

「実は、親とは５年近く話をしてないんだ・・・」
「え！！ なんで！？」
「ある事がきっかけで、親のことが信じられなくなったんだ。」

男の子は、淋しさと悲しさをこらえながら言いました。
ハマヨシちゃんは、これ以上男の子を追求する事はできませんでした。

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