ハマヨシちゃんが、ふと気が付くと、うっそうとした森の中でした。
ハマヨシちゃんは、明るい方へと歩き出しました。しばらく歩くと、突然、視界が開けました。

「うわぁ、眩しい!」

ハマヨシちゃんは目を細め、空を見上げると、雲一つない青い空。
そして、あたりを見渡すと、そこは広い神社の境内でした。

「ここは・・・神社、かしら・・・?」

ハマヨシちゃんが、向こうの方を見ると、大きな赤い鳥居があります。
参道を、きれいな着物を着た女の子や、タキシードを着た男の子が、お父さんとお母さんに手を引かれて、歩いて来ます。

次へ