すると、ルカは急に顔つきが変わり、不敵な笑みを浮かべながら言いました。 「ふふふ・・・ここからは帰れないよ・・・ずっとここでボクと遊ぶんだ。」 ハマヨシちゃんは背筋に寒いものを感じて後ずさりました。 「なにを言ってるの・・・?そんなことできるわけないじゃない。この穴ね?この穴に入ると帰れるんでしょ?そうなんでしょ!?」 「その穴は、いろいろな時代や場所に繋がっているのさ。中に入ればタイムトリップができる・・・そう、ここは、いろいろな時間の流れが複雑に絡み合う不思議な世界・・・」
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