「実は・・・彼女にプロポーズを断られてしまったんだす。」
「へぇ〜。何でまた?」
「・・・キノコになったオラが格好悪いからだそうだす。」

そう言うと、茸ぽんは落ち込んで何も話さなくなりました。

「キノコなんて、みんな格好いいもんじゃないと思うけどなぁ。」

そう言うとハマヨシちゃんは立ち上がって言いました。

「よしっ、私たちが一肌脱ごう!
あんたを鍛えてあげる!
きっと彼女も戻ってくる!」

次へ