「毎日花見酒が楽しめるなんて、うらやましい国ね〜。団子屋ないかしら、団子屋」
「何言うてんねん!そんなん言うとる暇・・・あ。ちょっと、あの丘の上の木…」
ケースケ鳥が指差した丘の上に、ひとつも花の咲いてない桜の木がぽつんとあるではありませんか。
「結構大きい木みたいだけど、枯れちゃったのかな・・・行ってみよう」
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