レポートが掲示板に投稿されましたので、転載させていただきます。ありがとうございました。 |
投稿者 : 香恋さん |
12日の講演会に行ってまいりました。
職場が隣の駅ですからね(^ ^)
行かねば!と、パートなんで、ちゃっかりお休み出して行ってきました。
浜吉さんは前日楽日だった舞台のせいでしょうか、ちょっとお声が枯れていらっしゃいましたが、疲れた様子など垣間見せず、さすがだな・・・と思いながら拝見して参りました。浜吉さん、お疲れ様でした!
以下レポートです。(長いです!)
超が付くほど開演ギリギリの到着になってしまったのですが、会場は浜吉さんが仰っていたとおり座席にはかなり余裕があり、また、何故か皆様中程より後ろに集中して座っておられて前方が空き空きだったので、2列目の中央寄りの席を確保することができ、すぐお近くで拝見することができました。
舞台には中央下手寄りにグランドピアノが置かれており、中央に「南無阿弥陀仏」と書かれた掛け軸が掲げられていました。
住職さんの代表挨拶の後、一旦どん帳が下がって司会者が上手に登場し、講演会のスケジュール(第一部:安西正弘とカプット・ゲズンド、第二部:松倉悦郎師 講演会)の説明後、「糖尿だよ!おっ母さん」の前奏&ナレーションと共に第一部の幕が上がりました。
舞台中央で安西さんが、そして上手側ではスタンドマイクを前にカプット・ゲズンドの御三方(上手より島田さん、浜吉さん、竹田さん)が振りつきで熱唱!
衣装ですが、安西さんはピンクのジャケットに赤の蝶ネクタイ、コサージュは濃いピンクと黒の二つをつけて、白のズボンに靴。御三方は黒の蝶ネクタイにお揃いのベスト(前側がゴールド!)に島田さんが青、浜吉さんが黄色、竹田さんが赤のコサージュをつけていらっしゃいました。ボトムスは皆さん黒で統一されていましたが、島田さんはズボン、竹田さんはスカッツ(スカートズボン)浜吉さんは膝上のプリーツスカート!思わず「可愛い!!」と釘付けになってしまいました。
歌の後、島田さんがメンバー紹介をされて、そのままステージに残りカプット・ゲズンド発足までの経緯を紹介。その間浜吉さんと竹田さんはスタンドマイクを持って退場。(その後、一旦浜吉さんが安西さんのために椅子を持ってきて安西さんを着席させてまた退場されました)
その後、再び登場し島田さんから進行役(?)をチェンジした浜吉さんは、安西さんと共にひんべえ&はに丸を、その他に安西さんはうる星の竜之介の父、リトルマーメイドのセバスチャンを披露してくださいました。
(その際、セバスチャンは当初は配役が決まっていたのに病気のせいでTV放送版だけに…、というお話もチラリ)
そして浜吉さんが質問し安西さんが答えるという形で、今にして思えば20年程前に台本が見えづらくなったというのが糖尿病の兆候だったのかも・・・というお話から、11年前にスタジオに向かう電車の中で目の前が真っ白になり診療所初受診→大きな病院→即入院(すでに糖尿病末期)というお話になり「半年に一度は血液検査を!」と訴えておられました。
糖尿病になって網膜症を発症するまでには最低7〜8年かかるそうで、ということは台本が見えづらくなったという時点で多分すでに糖尿病になっていたと思われるが、でも昔から体格もよく水が大好きでたくさん摂取する習慣があったので喉の渇きなどに気がづかなかったというお話や、糖尿病は神経麻痺の症状もあり、失明してしまっても点字が使えないというお話もありました。
浜吉さんの「つらいことは?」と問いに「目が見えなくなること」と仰っていた安西さん。
足は失っても義足があるけど、目が見えなくなると行動ができない、と、それはそれはお辛そうな表情でしたが、その後話題を転換してからは、表現ができる場を与えられる喜びを嬉しそうに話しておられました。
その後竹田さんが登場。竹田さんは京都の浄土真宗の高校卒ということや、親鸞に学ぶ会とのご縁があることについてお話された後、南無阿弥陀仏の歌があるというお話に。
「どんな歌だと思う?」という竹田さんにかえるの合唱のメロディーで「な〜む〜あ〜み〜だ〜ぶ〜つ〜」と浜吉さん、安西さん、島田さんの順に輪唱されたのにウケていたら、それがなまじデタラメではなく、竹田さんが弾き語り(ここでグランドピアノが活躍)してくださったその歌の最後はまさにそのメロディーでびっくり。その他、いくつかの仏教賛歌(賛美歌のように仏教にも歌があったということを初めて知りました)を紹介された後、4人で恩徳讃(おんどくさん)という歌を合唱してくださいました。ハモリがとてもきれいでした。
そして、竹田さん以外の御三方は退場し、竹田さんが作曲でなく作詞を担当したという「明日(あす)に向かって」(少年部のために作った曲だそうで、仏教音楽としてCDにもなっているそうです)を披露してくださいました。
竹田さんの歌の後、安西さんが緑のジャケットに緑のコサージュ、柔らかな肌色ベースの花柄(?)のスカーフを首にかけて胸元で止めた衣装に着替えて再登場。
糖尿だよ!おっ母さんのカップリング曲「明日(あした)に向かって」を熱唱し、(大病を患って苦難を乗り越えてきた安西さんだからでしょうか、歌に物凄く説得力のようなものを感じ、感動し涙してしまいました)温かい拍手に包まれて、第一部は終了しました。
第一部の終了後の休憩時間と講演会終了後にロビーでは安西さんとカプット・ゲズンドのサイン会ならぬボイン会が行われ、糖尿だよ!おっ母さんのCDボイン即売会となったのですが、これがなかなかの盛況ぶりでした。
会場にはご年配の方々が多くいらっしゃったので、多分ファンとして参加した人は多くはなかったと思うのですが、多くの方々がならんでボイン入りCDを買い求めており、その光景に胸を熱くしつつ会場を後にしました。